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消滅時効制度 時効期間について
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福岡の方だけではなく、もちろん全国からご依頼を承っておりますので、
消滅時効の援用通知の作成等につきましては香川行政書士事務所をぜひご利用下さい!


消滅時効とは / 消滅時効期間 / 消滅時効の中断 / 消滅時効の援用

消滅時効とは
  「時効」という言葉は「もうそんな昔の話は時効だろう」などと昔の話を持ち出す人に対して言ったりしますが、所有者や債権者の立場から言うと、所有者が所有権を主張できなくなったり、債権者が債務者に対して債務の履行を請求できなくなったりする厳しい制度です。

 しかし、いつまでも(何十年も)請求できるとしたら社会全体から見て不都合が起きてきます。親から何十年も昔から住んでいる家を相続したら、実はその家は自分のものだと言って家を取り上げられると突然住むところがなくなってしまいます。払わないつもりではなかったけど、忘れていた債務を何十年も経った後で突然請求されたら生活が成り立たなくなってしまうこともあるでしょう。



 消滅時効(時効制度)の趣旨は、現在の事実状態を尊重し、永年権利行使を怠った者は保護せず(権利の上に眠る者は保護しない)、また長期間の経過により立証も困難である、というものです。つまり、放っておくと権利が時効で消滅してしまうのです。いつか払ってくれるだろう、という考えではいつの間にか消滅時効です。自分の権利は自分で守らなければなりません

 守りたければ何らかのアクションを起こし消滅時効の進行を中断(内容証明郵便の送付で消滅時効を中断できます)することが必要です。債権の種類によって消滅までの時効期間が違いますし、消滅時効の中断方法もいろいろあります。以下消滅時効期間、消滅時効の中断、消滅時効の援用をご覧ください。
 



消滅時効期間
 消滅時効期間とは、債権が成立した時や、返済期限が到来した時から消滅時効成立するまでの期間のことです。通常、債権は「いつまでに返して」などと返済期限を決めておきます。その場合はその期限が到来した時から消滅時効が進行します。一方、親しい間柄なんかではよく「いつでもいいよ」「気が向いたら返して」と返済期限をあいまいにすることがあります。その場合は債権の成立した時から消滅時効が進行していることになります。債権の種類によって消滅時効成立までの期間が異なりますので、まず何の債権債務なのかを下記消滅時効期間一覧表に当てはめてみて下さい。



消滅時効期間一覧表
債権の種類 期間 約束手形、小切手の請求の相手 期間
レストランの飲食料
運送費債権
1月以内の短期労働者の給料債権
1年 約束手形 振出人に対する請求 3年
商品の売掛金債権
職人及び製造人の仕事に関する債権
塾等の月謝代金
給料債権
2年 所持人から裏書人に対する請求 1年
請負代金債権
治療代金債権
PL法による損害賠償請求
不法行為に基づく損害賠償請求権(慰謝料等)
3年 不渡り手形を受け戻した裏書人から
他の裏書人に対する請求
6ヶ月
利息債権
賃料債権
退職金債権
その他商事債権(商取引による債権、商人間の債権、サラ金などの貸付)
5年 小切手  振出人、裏書人に対する請求  6ヶ月 
私人間(民法上)の債権
判決で確定した債権
10年



消滅時効の中断
 消滅時効の進行をストップさせることを消滅時効の中断といいます。消滅時効の中断をするには債権者が何とかしようとアクションを起こすことが必要です。具体的に何をすればよいのかは下記の通りです。消滅時効の中断をする手段として下記の通り内容証明郵便も使われています。

@請求
  訴訟の提起
  支払督促
  和解のための呼出またはそのための任意出頭
  破産手続参加
  裁判外の請求(催告)※
※内容証明郵便を送ったり、電話や直接会って請求することにより6ヶ月間だけ消滅時効を中断することができます。但し、内容証明郵便による消滅時効の中断効果は1回だけで、何度もできるわけではありませんので、6ヶ月以内に裁判上の請求か、差押え、仮差押え、仮処分のいずれかをしないといけません。


A差押え、仮差押え、仮処分


B承認
  債務者が「確かに○○万円をお借りしました。」「○○月まで支払を待ってください。」「分割払いにできませんか?」「少しだけなら今支払います。」などと債務があることを認めることです。これを債務の承認といいます。一度債務を承認した以上、消滅時効の援用はできなくなります。「良く調べたら時効だったからやっぱり支払わないよ」と言うことできなくなるのです。
 10年も20年も経過して消滅時効期間も大幅に経過していようとも、簡単にあきらめずに試しに督促してみましょう(サラ金の会社などでは時効は5年ですが7〜8年経過しても堂々と督促状を送ってきます)。上記のような意思表示があったらこちらのものです。消滅時効はリセットされていますので、今後は堂々と請求しましょう。ただし、いつ誰にどんな内容(請求)の文書を送ったのか、また相手から書面で回答をもらい易くするためにも、内容証明郵便で送っておくといいのではないでしょうか。 



 

消滅時効の援用
 「消滅時効の援用」って聞きなれない言葉かもしれませんが、これは消滅時効期間が経過していることを債務者が債権者に対して主張し、もう支払わない旨の意思表示をすることです。消滅時効は期間が経過しさえすればもう請求されることがなくなるのではなく、消滅時効の援用をしてはじめて権利義務関係が確定します。正確には消滅時効の援用によって裁判所は時効の利益を受けることを認めてくれるということです。

 消滅時効の援用については必ず内容証明郵便を利用することをお勧めいたします。いつ消滅時効の援用の意思表示をしたのかが重要なポイントになるからです。



 逆に、「時効の放棄」もあります。消滅時効期間が経過してしまっているけれども、人として返さなければいけない、気が済まない、という人ももちろんいらっしゃいます。つまり、「いつまでかかるかわからないけど私は絶対に返します!」などと時効は関係ないといった意思表示をすることです。相手が時効を放棄してきたら、相手の気分を害さないよう気を付けつつ再度借用書など書面を取り交わしましょう!

 なお、債権者が債務者に対し、時効の利益を放棄するよう事前に認めさせておくことを防ぐ為、法律で、消滅時効完成前に時効利益を放棄することを禁止しています。



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